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浜川崎の旧型国電と苦い恋の思い出~南武支線1980

1980(昭和55)年5月。
友人と連れ立って、鶴見線と尻手-浜川崎間の南武支線に乗りに行きました。

この当時、「鶴見線フリーきっぷ」というのがあって、鶴見線全線と南武支線が乗り降り自由というもので、これを使いました。






鶴見線フリーきっぷ。横に長いきっぷでした。

鶴見線は、この年の1月に101系化されましたが、南武支線はまだ17mの旧型国電が残っていました。




クモハ11244+クハ16[西ナハ]



同 クハ16


当時は「鉄」に対する理解が今ほどない時代だったので、子連れの若いお母さんがカメラを構えている私と友人を見て、「この電車、そんなに珍しいんですか?」と聞いてきたことを思い出します。




クモハ11244運転室



クハ16全検標記

戦前・戦後の通勤輸送を担ったこの電車も、静かに余生を送っているように感じられました。

浜川崎は、貨物列車も多く通過します。
南武支線の電車よりも、貨物列車の方が多い感じでした。




まだED16が活躍していました。
列車番号失念 ED16[立]




EF15もまだ現役でした。
列車番号失念 EF15 46[高二]




列車番号失念 EF65 506[新]
ブルトレ牽引から降りた直後でしたが、何となく激務から解放されてホッとしたような感じがうかがわれました。

この日帰宅した後、私はある女の子に手紙を書いていました。
中3の時、好きな女の子がいました。

卒業した後離れ離れになりましたが、その少し前バスの中で偶然見かけました。
会話をするほど親しい関係ではありませんでしたが、以来心から離れませんでした。

その後、ラジオで神谷明さんが「男なら当たって砕けろ!」と言っていたのを聞いて、何故だか心に火が点き、手紙を書かずにはいられなくなったのです。

それから暫くして、色よい返事をもらいました。

しかし、育ちの良い彼女と私では、あまりにも差があり過ぎた…
2ヶ月後、恋は儚く終わりました。


そんな私を、「人生の大大先輩」南武支線の旧型国電は見守ってくれていたような気がします。
「恋とは、ほろ苦い恋もあるのだよ…」
それはこじつけ過ぎでしょうか。




それから29年後、南武支線は山手線から転配の205系が走る…
1402H 205系2B[横ナハ]
2009.5.19 尻手

画像3~9 1980.5.11 浜川崎
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コメント

No title

こんばんは。

素敵な思い出じゃないですか!

HEROさんの勇気に乾杯です!!

それほど親しくない間柄だとしたら、僕だったら同じ事は出来なかったでしょうね。

彼女、今頃どこでどうしていますかね?…

南武線の写真、いいですねー。

僕にとっての南武線はやっぱりこれ。このカラーですよ。

何度乗ったことか…

僕が南武線沿線を離れ、現在の東横線沿線に引っ越す最後の日も、このカラーの電車に乗りました。

その後、南武支線で走っているのは知っていましたが、いつか乗ろうと思いつつ、結局果たせませんでした。

出来ることなら、また南武線で走ってほしい。

もう一度、乗りたいなぁ…

No title

akaranger_01さん、いつもありがとうございます。

勇気というか、今思えば何という無謀な行為…
今だったらやらないでしょう。
何も知らないコドモだったから出来たのかも知れません。

彼女は育ちの良さ、利発等々3拍子も4拍子も揃っていました。
今は、きっと充実した人生を送っていることでしょう。

彼女のことも久しぶりに茶色い電車が思い出させてくれました。

南武線の茶色い電車は現存しませんが、単に茶色い電車なら鉄道博物館で見ることが出来ますよ。

No title

うわ、貴重な写真とほろ苦いお話のてんこ盛り。
なんとも豪華です。
これは、いっぺんに出すのはもったいない。写真1枚ずつで良いので、更新回数を増やした方がいいですよ。
しかし、17メートル車のカラー写真とは、すばらしい貴重さ。そして、EF15のホイッスルカバーが泣ける。
フリー切符、ありましたねえ。でも、鶴は釧路の丹頂鶴の写真だろうに…
と、つっこみどころ満載で、やはりもったいないですよ。

No title

NOSUKEさん、いっぺんに出すのは勿体ないのですが、南武支線はこれしか出しようがないのです。
その代わり、飯田線の旧型国電、大糸線のスカイブルーの旧型国電は一度にお見せ出来ないほどあるので、今度こちらをご覧にいれますね。
鶴は確かに「?」ですが、たぶん「鶴」見線だからだと思います。

No title

旧国電でも、これは懐かしい!!といっても私は当時福岡県にいましたから、鶴見線には……未だ乗ったことがありません。
でも、この車両は見たことがありますね。それも山口県を通るローカル線の一つ、小野田線の盲腸部分で……ちなみに小野田線で小野田の次にあるのは目出駅で、ここでは鯛の絵柄が載っている入場券で話題になったことがありますが、残念ながら無人駅になっています。

No title

こんにちは。旧国電の響きもいいですね、幼少の頃に親が撮った写真が残るのみです。
フリー乗車券も貴重ですね、仕事でも休日でも便利そうです!

No title

まーちゃんさん、仰る通り九州からは小野田線が一番近い旧型国電でしたね。
小野田線のクモハ42、乗りに行きたかったです。
そうですか、鯛の絵柄の入場券ですか。今は硬券入場券自体が貴重です。手に入れたかったですね。

No title

寝台特急あかつきさん、こんばんは。
旧型国電、懐かしいのですが、乗ってしまうとエアコンはない、乗り心地は悪い…いいことは殆どなかったのですが、なぜか懐かしくて不思議です。
「鶴見線フリーきっぷ」今はないのです。鶴見線最大の「観光地」海芝浦は、東芝社員しか乗降出来ませんから、フリーきっぷがあればよいと思います。

No title

こんにちは^^
昔は鶴見線フリーきっぷなんていうものがあったのですか~
しかも鶴見線だけでなく南武支線も乗れるなんてお得ですな^^
鶴見だけに鶴・・・いいセンスですよね~

No title

ずしおさん、こんばんは。
そうなんです。そういうきっぷがあったのです。
タンチョウ鶴は「一体何?」と思って、理解出来るまでタイムラグを要しました。

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