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快速「海峡」函館行~青函連絡船の情景を求めて…

一時、夏休みが短い会社に勤めていた私は、まとまった休みの取れるGWによく北海道へ行っていました。
勿論、飛行機なんか乗らない。
 
青森からは、必ず快速「海峡」で津軽海峡を越えていました。
快速列車なので特別料金を必要としないし、青森-函館間は2時間30分前後なので長過ぎず、短過ぎず…

何より、青函トンネル通過の前後は味わい深い海が見える景色。
私は,いつしか青函連絡船の面影を快速「海峡」に求めていました。




3131レ 快速「海峡」11号
ED79 1[青函]+50系5000番台客車5B[函ハコ]
1991.12.6 青森


私が津軽海峡線の客車列車に乗ると、ED79 1号機にあたることが多かった。
快速なのにヘッドマークが付いていたのは、JR北海道がそれだけ力を入れていたのであろう。





50系客車も、青塗装に変わると随分落ち着いて見えた。


そして、ハイライトは青函トンネル通過。



青函トンネル通過中。
50系客車には、青函トンネル内の現在位置表示装置がありました。
遂に津軽海峡の最深部!
3131レ 快速「海峡」11号
1991.12.6 竜飛海底-吉岡海底


頭上が海というのは本当に不思議な気分がしましたし、超長大トンネルでしたから、対向列車の灯りが見えると、何となくホッとしたものです。




「MOTOトレイン」連結の、急行「八甲田」くずれの8143レ 快速「海峡」83号
JR東日本持ちの列車のため、幕に「快速 海峡」の表記がない。
オハフ15 53[盛アオ]
1995.8.16 青森




春の穏やかな陸奥湾。ここまで来るともはや本州の果てだ…
快速「海峡」3号の車窓
2002.4.28 津軽線 瀬辺地-蟹田





函館山が近付く。これは単なる海が見える景色ではない。海底を越えてきた感動…
青函連絡船に近い味わいが感じられて、見慣れた風景なのにいつもこのポイントで写真を撮っていました。
2002.4.28 江差線 釜谷-渡島当別





1990年代前半、最盛期に比べ少なくなったが、津軽海峡線には客車列車が行き交っていた。
(左)8007レ 寝台特急「エルム」
(右)3122レ 快速「海峡」2号
1992.8.22 函館



そんな「海峡」でしたが、2002(平成14)年12月1日ダイヤ改正で、東北新幹線の八戸延長、それに伴う特急「スーパー白鳥」運転開始により、その活躍はわずか14年で終わりました。




最晩年の快速「海峡」は、ドラえもん海底列車として運転されていました。
3123レ 快速「海峡」3号
ED79 19[青函]+14系8B[札サウ・函ハコ]
2002.4.28 青森
※14系は急行「はまなす」の間合いです。


快速「海峡」が廃止されたのは残念ですが、旧いものは必ず新しいものへと変わる。
乗れたことは、本当に私の心の中の宝です…
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コメント

No title

私は特に「はくつる」+「海峡」の乗継が好きでした。
上野を遅く出ることのメリットが大きかったのですが、どこかに連絡船の面影を私も見出していたのかも知れません。青森駅での、僅かながらでも「間」をとることが
大切に思えました。

No title

こんにちは。
私は「やまびこ」~「はつかり」~「海峡」の乗継、または青森で一泊して海産物をたらふく食べて翌日の「海峡」というパターンが多かったです。
青森駅の「間」、これは重要でした。
何となく、ただ通過するのはもったいない感じのする駅…それが青森駅でした。

No title

こんにちは。私自身、北海道へは1回しか行った事ありません。しかも飛行機でしか・・・。鉄道で行こうとは思っていてもなかなか機会がなく、時間ばかりが流れてしまってる・・・そんな感じです。カシオペアとかトワイライトのような豪華客車での旅はいいと思いますが、「海峡」のような車両で旅する方が、旅への気分が高まるような気がしています。

No title

そうそう、どらえもん号、ありましたなあ。
しかし、青函トンネルも、実に不運なタイミングで開通しました。あと10年早ければ、もう少し使いようもあったのでしょうけど、関東、関西←→北海道は、すでに事実上飛行機に転換された後でした。
トンネル開通の日(連絡船最後の日)、私は函館、青森に行きましたが、それも往復飛行機という軟弱さでした。

No title

こーにゃんさん、こんばんは。
庄内から北海道へ鉄道で行くのは、ちょっと大変ですね。
「日本海」では酒田から未明に寝台車に乗らなければいけない。
「あけぼの」~「白鳥」~「北斗」の乗継も、酒田からでは寝台料金が必要になりますね。
「いなほ」~「はまなす」の乗継が一番使いやすいでしょうか。
「はまなす」の14系は「海峡」にも使われていましたから、「海峡」のムードを味わえる点でも(青函が深夜になりますが)、お勧めです。

No title

NOSUKEさん、確かに青函トンネルは不運なタイミングで開通しましたね。
貨物輸送では効果は大きかったですが、JR北海道には線路使用料しか入らず、莫大な収入になる訳ではない。
更には、青森-函館間の高速船も「原油高騰」の前にあっけなく撤退してしまった。
青森-函館間の需要はそんなにも少なくなってしまったのでしょうか。昔を知る人間としては本当に寂しいです。

No title

私は…北海道へは苫小牧市への出張での1回だけですね。行きは飛行機で、帰りは私だけ‘はまなす~つがる~はやて’にしました。
では何故北斗星にしなかったのか……これは北海道&新幹線のW乗継割引で安くなりますね。カーペットでも充分休めます。また、北斗星は札幌駅を18時に発車して上野駅には10時に着きますね。で、上記乗継の場合は札幌駅を23時に発車して東京駅には10時に着く……東京到着はほぼ同じなのに札幌では5時間も長くいれます。
ラーメンやススキノ、大通公園、藻岩山、札幌ドームの他に小樽も良いですね。ジンギスカンも充分です。

No title

あと、青函トンネルを通るなら特急白鳥が速いですが、私は敢えて寝台特急や急行はまなすを勧めます。それもエンジン音がしない車両ですね。
これは通った方なら解りますでしょうか?確かにトンネルは知内側から中小国側にかけて直線ですよね。ということはレールの継目を斜めにしても鉄の伸縮にはあまり影響ありません。そう、ガタンゴトンが無いのですね。ずっと「サー」っと澄んでいる音になります。
これは某番組で森田一義氏が鉄道の中で一番好きな音の区間として紹介されたことがあります。あの50系にはエンジンがありませんでしたから最高だったでしょう。

No title

まーちゃんさん、おはようございます。
仰る通り、「はまなす」の方が時間を有効に使って様々に楽しむことが出来ますね。
のびのびカーペットやドリームカーなら寝台料金も不要ですしね。

No title

まーちゃんさん、おはようございます。
その通りです。私も「北斗星」「海峡」で経験ありますが、ひたすら「サー」という音が脳に響くようでした。
スハフ14やスハネフ14だと、この音に更にエンジン音が加わりますから、やかましくで仕方なかったでしょうね。

No title

こんばんは。津軽海峡に入る時と抜ける時、とてもいい緊張感でした。
客車だと轟音もかなり強く感じるでしょうね。

No title

寝台特急あかつきさん、こんばんは。
海底トンネルを越えるということは、楽しみであると共に「人知を超えた世界」…
独特の緊張感がありますよね。

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